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寺脇が「相棒」卒業!「一生懸命演じます」

テレビ朝日系刑事ドラマシリーズ「相棒」で人気の俳優、寺脇康文(46)が、10月スタートの「相棒 シーズン7」を最後にドラマから卒業することが28日、発表された。8年間続く同シリーズで、主演の水谷豊(56)と名コンビを組む刑事、亀山薫に扮してきた寺脇は「寂しいですが、卒業まで一生懸命演じていきます」と全力投球を表明。殉職、異動、退職か…去り際は視聴者をハラハラさせそうだ。

ドラマの初回から、特命係として水谷演じる天才的頭脳を持つ杉下右京の相棒を務めてきた熱血人情刑事が、「相棒」から姿を消す。

 今年で9年目に突入する長寿ドラマは、5月に劇場版を公開し、興行収入44億3000万円の大ヒットを記録。過去にも“右京と薫”は特命係の解散、免職など数々の危機を乗り越えてきたが、今回のコンビ解消は真実。人気絶頂期にある薫の卒業は衝撃的だが、松本基弘チーフプロデューサーは「たくさんの人に愛される作品だからこそ、ワンパターンではなく想像できない困難な展開で視聴者におもしろがってもらいたい」と異例となるドラマ放送前の主役クラスの卒業を発表した。

 その裏にはエリートの捜査一課から警視庁の“窓際部署”である特命係に8年も在籍する薫の心の変化を考慮。「物語のリアリティーを追求した時、薫なら“このままでいいのか?”と考えるはず」と松本Pはシーズン4から転機を考えていたという。

 卒業を告げられた寺脇は「えっ!」と絶句したが、意図を知って納得。「制作サイドが亀山薫、そして寺脇康文のことを真剣に考えてくれる思いを受け止め、気持ちよく卒業します」と寂しさを隠して決意を語った。水谷は右京になりきって、「亀山君も新たな世界を目指す節目を迎えたということでしょうか。辞令が出るまでは事件解決に向かいましょう」とエールを送る。

 最も気になる寺脇のラストについて松本Pは「ドラマは6カ月続くので、いつ、どのような形で卒業するかは放送を見てのお楽しみ」と極秘をアピール。ならばと、薫の未来を大胆予想!

 (1)刑事ドラマ「太陽にほえろ!」のように殉職。

 (2)古巣の捜査一課に異動し、右京と敵対するエリート刑事に出世。

 (3)無類のコーヒー好きだけに、ブラジルに渡ってコーヒー農園を開く。

 などと妄想は尽きないが、何より「相棒」から相棒が消えてドラマは成立するのか。そして右京に新たな相棒が現れるのか。ともあれ、シリーズは続くとのお墨付きなので、ファンの皆さんご安心を。

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